あるゲイのサワライ マモル。

社会人3年目、あてどなく東京

65、灼熱!メルティング・ピーナツバターの海

みなさんはトースターで食パンを焼く時、マーガリンやバターは前塗り派ですか?後塗り派ですか?
食パンが焼き上がった瞬間チン!と垂直に飛び出すタイプのトースターが商品化されている以上、トーストされたパンに後から塗ることが一般的である気はします。

 

サワライも以前は後塗り派だったのですが、最近あらかじめピーナツバターをたっぷり塗りたくっておきトーストさせてとろけさせる、という過激派に改宗したのでした。
この前塗り方式のほうが、バター的な物がジュクジュクにとろけてアツアツのいい状態でいただけるから、ウマイ!ということに気づいてしまったんです。後塗りじゃ、冷蔵庫でヒエヒエに固まった物を塗りつけることになって、相対的にトーストが冷めてしまうんですよね。冷めるのとかダサくない?っていう。

トーストのバターは前塗りでジュクジュクに限る。
サワライ、20代にしてこの地球(ホシ)の真理にたどり着いてしまったみたいです。なんかすいません。


そんなふうに得意げに、前塗りのおいしいピーナツバタートーストをほおばって出勤するこの頃だったのですが、悲劇は突然訪れました。
昨日の朝の出来事です。

サワライの寝起きは最悪なので、ほぼ目が開いていない夢見心地で、自動操縦モードで食パンにピーナツバターを塗ってトースターに突っ込んでタイマーのつまみを回すわけです。
愛用のブレンディースティックを溶かしてカフェオレを作るべくお湯をわかしているうちにチン!とトースト完了のお知らせ。

寝ぼけまなこで皿を持っていき、ジュクジュクとろけたピーナツバターの海が広がる、いい焼け具合の特製トーストを拾いあげようとしました。
前塗りでもトーストできる、ということで食パンが横たわった状態なわけですが、その端と端を親指と中指で挟んで、横方向にスライドさせるようにして取り出すのがいつものやり方です。
その日はなぜか、いつも以上に寝ぼけていたのか、トーストを取りこぼして少しだけ手前にスライドした状態で着地しました。
もう、手間取らせるなよ、と、少し飛び出たトーストの端を、今度は裏面に親指、表面に中指で挟むようにして、一気につまみあげようとしました。

と、ここまできて、ようやく目が覚めてきたのか、表面にピーナツバターをたっぷり前塗りしていたことを思い出しました。
そう思い出すよりも早くサワライの指元の筋肉は躍動し、思いっきりバタートーストをつまんでいて、つまり、中指の先端が勢いよくアツアツにとろけたピーナツバターの海にダイブしてしまっていたのでした。

瞬間的に熱さを感知しトーストから指を離しましたが、ピーナツバターのトロトロネバネバな特性がこれでもかと発揮され、サワライの中指が金色に輝くピーナツバターでコーティングされてしまったのです。灼熱のコーティングです。ヤワな中指が耐えられるはずもなく、ギャー!と叫びました。

こ、こんなアツアツ、口でねぶるわけにもいかない!ほら~!私ってぇ~!猫舌な人じゃないですかぁ~!!!!
りゅ、流水!流し!あ、でもこんなネバネバ流しにまき散らすの!だめ!!絶対!ティッシュティッシュで拭き取らねば、拭き取らネバ、あ、ウソ、どこ、あ、あった、あ、あ、熱い、熱い、熱い!

とバタバタ部屋を駆け巡って、トースター場から少し離れた場所に置いてあったティッシュになんとかたどり着き拭き取って、台所の流しで中指にようやく流水をぶっかけることができました。

本能の反射神経の中で理性が邪魔をして、流水措置が遅れたために、完全にヤケドしてしまったようで、昨日は中指の先端がヒリヒリしっぱなしでした。
さすがに一日経って症状はおさまりましたが…。
けっこうトラウマかもしれません、あの中指のピーナツバターコーティングは。え!ふりほどけない!っていう。あの絶望感といったらなかった。
たぶん中世のヨーロッパあたりでは拷問の手法としてアツアツに溶かしたピーナツバターを指の一本一本に塗りたくっていき、「さあ!自分でねぶれ!」というたいへんサディスティックな惨劇が繰り広げられていたに違いありません。そうとしか思えない。

 

そんな悲痛な体験を経てもなお、今朝サワライは無意識に前塗り方式でピーナツバターを塗りたくり、トーストを作っていました。
体が欲している…、あのアツアツピーナツバターを…。だって、おいしいから…。
懲りずにイチかバチか、前塗りトースト派を貫いていくサワライなのでした。

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64、花嫁に同行する人

 

先々週の土日、弾丸京都旅行でした。
いつもの大学時代メイト関西支部4人組と。

 

自分ともう一人女の子が早めに京都入りできるということで、マニアックな寺まわる?それともめずらしスイーツに並ぶ?なんてワクワク連絡したら、「来年結婚式を京都でやろうとしているが準備にさく時間がなく、夫さんも海外出張だかなんだかで不在、ちょうどいいから一緒に式場見学をしてくれないか?」という申し出が舞い込んできました。

いやいやまあゲイとはいえこっちも成人男性の容姿ですし、夫じゃない他の男と2人で式場見学って正気かよってちゃんと聞いたんですが、正気だよ、って感じで返されて、やれやれって同行しました。

この2月にも京都旅行をしていて、こちらのメンバーにはその時ゲイだと申告したのですが、「もっと早く言えよ、気にすんなよガハハ」ってなもんで、基本的に気持ちのいいやつらなんですよね。が、いや、それにしても色々と気にしなさすぎでは?と心配になるレベル。

でも、ま、口ではギャーギャー言いつつ内心めちゃくちゃうれしくて楽しかったのはここだけの話。式場の見学なんてそうそうできないもんね。

 

おれは結婚式の二次会というものにようやく最近になって初めて行ったような素人中の素人で、自分の恋愛形態に憲法が対応していない以上現実味がなく、どうにも関係のないものだとなんとなく敬遠していました。
そんな中で思いがけず、仲のいい友達というフィルターを通してふりかかった結婚式場見学イベントは、担当ウエディングプランナーさんの異様なテンションもあいまってとても楽しかったです。(こういう他人の幸せごとをプロデュースする人のエネルギーって本当にすごい!)

カミングアウトしていない会社の同期たちと出席した結婚式二次会の時は、なんだかモヤモヤ成分が多かったけど、気心の知れた少数精鋭の友達の結婚式は、どうやら別腹みたいで普通に楽しみなんですよね。現金なものです。

けっこう人気な京都の式場だったらしく、キャンセル待ちのような状態でしたが、なんとか友達の希望の日取りが用意してもらえたみたいで、一件落着。

 


そのあとは縦横無尽に街を歩きました。六波羅蜜寺空也上人像の口からわき出る南無阿弥陀仏を拝み、激ヤバきなこアイスの総本山・京きななに並んで舌鼓をうつ。町屋を改装した、京野菜でもてなしてくれるリーズナブルな飲み屋さんでほろ酔いになり、適当にテイクアウトしたコーヒーを持って、夜の鴨川のへりに腰を下ろし、あーでもないこーでもないと、みんなでグダグダしゃべる。

 

熟練の京都サークルである我々は、しかし京都に住む学生ではもうなくなっていた。
いくら京都の楽しみ方を知っていようが、そこらへんの観光客と一緒で、結局は別の場所に帰らなければならない宿命にある。宿命と書いてさだめと読むパターン。

 

あの、京都の街と同化していたような学生時代の黄金の感覚は、厳密な意味では二度と戻ってこないんだろうなあと思うと、本当に本当に寂しくて、でも、川床の優しい灯りを反射する鴨川はきれいで、大好きがどんどん加速して、切ない、に全身をからめとられ、結局とぷとぷ夜は更けていくのでした。

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63、あなたの人生観はどこから?私はノドから。

土曜は大学時代のご学友と都心に繰り出した。

池袋駅の迷宮具合に右往左往しつつ、水族館を久しぶりに堪能。

自分は小さい頃エイが好きだったということを思い出した。

パッと見はかわいいけど、口元に着目すると妙にアヒル口だったり、ウブ毛のような質感が見られたりと、わりときもくてウケた。

 

 

新宿に移動して、目星をつけていたお店が満員で入れなかった先で、雰囲気のいい居酒屋さんにたどり着いた。

よく飲みよく食べよく笑った。

 

愚痴トークから思いがけず会社に属するということやジェンダーについての議論が白熱し、とてもよかった。

「男が、結婚して、子供を作って、家族を養っていく」というゴールイメージのもと設計されたであろう日本の社会を、見直していってほしいなあ~とは思うけど、じゃあ自分たちは何ができるんだろうかとか、何がどこまで改善されたら満足するのかとか、よくわからないな~という感じで難しい。

 

多分モヤモヤを感じる我々が本当に求めていることって、「男中心の社会が当たり前」方面の価値観を変えてくれってことだけど、価値観を強制的に変えるなんてできないから、法律とか会社の仕組みとかに対応してもらって徐々に…というステップになると思うんだけど、それってやっぱり気の遠くなる話だよな~と思った。

古臭い考え方してるヤツらはみんなインドに自分探しの旅してもらって、人生観変えていただく、なんてできないもんね。。。(インドでの自分探しに対する偏見がすごい)

 

なんか考えれば考えるほど、権利として求めていいラインって、結局ワガママってことなのか!?とか、迷宮に迷い込んでしまう。難しい。

 

さまよいつつも、こんな話題をバリバリ議論できる友達がいるってすごく心強いし、うれしいことです。みんなすげー勢いで飲むからすげー酔った。

 

 

 

若干二日酔いで日曜は、同じ会社のゲイの先輩宅へお呼ばれ。池袋のデパ地下で買っておいた手土産をほめていただいたが、結局自分が一番むさぼって消費してしまった。反省。

同席していた同じ会社のお姉さん(カミングアウト済み)が、色んな会社の女性管理職の講演を聴いたりする研修に行ってきたばかりらしく、昨日は自分も友達とすごく意識の高い話ができたんですよ、なんて言ったり。

もうちょっと踏み込んで色々聞きたい気もしたが、今日は星野源のMV集の鑑賞会がメインイベントだったので、のんびりまったり、星野源のMVに一喜一憂したりしつつ。

 

 

 

よい休日でした。

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62、おいしくてつよくなる

4月に行った海外出張がけっこう大変で、途中でお腹がぶっこわれてご飯が食べられなくなり5kg痩せて帰ってくるという、非常にアグレッシブな体験をしてきました。

 

せっかく毎日の筆ペン日記を2か月以上継続できていたのにな~。習慣が止まってしまい、無念。

おかゆやスープやビスコなどの消化しやすいものをひたすら食べるゴールデンウィークを経て現在は、「ものを普通に食べられる」ことへの感謝がとめどない毎日です。
ビスコは普通にそのおいしさに目覚めて好物になった。
先週は焼き肉をたらふく食べられるようになったことまで確認もできまして、なんなら間食も増えて、出張前のふくよかな体重に戻りつつあります。

 

激やせで帰ってきてさすがに職場で心配されて、ゆるやかに業務リズムに戻ることが5月のミッションでした。といってもゆるやかだったのは最初の1週間くらいなもので、最近は普通にあたふたして、また気づいたら5月も終わりを迎えようとしていて、時の流れにびっくり仰天、ってこの流れ何回目だよ、といった感じ。

まあでもGWたっぷりリフレッシュをとって、色々リセットができて、最近は微妙に余裕が持てているのが感じられる。出張前とか出張中は本当に余裕なさすぎてしんでた。

これくらいの余裕が常にあるのがいいんだけどな、色々難しい。

 

お慕い申し上げる上司にいかにして褒めてもらうかということだけをモチベーションにがんばる。
わて、褒められて伸びるタイプやさかい…。

 

タイトルは敬愛してやまないビスコのキャッチコピー。

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日記170327~170402

2017年3月27日(月)

間近に迫る4月もどこ吹く風、冬のように寒い日。

事務的な取り決めに関して、双方の意見が食い違い泥仕合の様相を呈していた打ち合わせが午前中に控えていたので、通勤の足どりがひたすらに重かった。夜から降り続く雨も陰鬱で、なんだかお腹もキリキリ。

吐きそうな思いで臨んだ打ち合わせは、これが意外にも拍子抜けするほど相手方が穏やかになっていて、しつこく食い下がったこちらに相手方が折れる形で、合意のとれた中間地点に着地することができた。まだまだめんどくさいことは残るが、ひとまず心配事が一つ減った心地。

なんて思う間も無く、本業務の資料作りが終わらない。今年度中に、つまり今週中に資料を完成させて、特許の出願を進めて、目標設定の振り返り面談をして、来期の要素開発計画を立てて提出することになっているらしいが、え、てかムリじゃね?と心の中のギャルが冷静につぶやいた。

寒い。

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2017年3月28日(火)

起きぬけにフラフラ軽度のめまい。ぐるぐるバットを3周ほどした直後の頭の感覚が続く感じ。中学校くらいの時に一度経験したことがあるような感覚だったが、どうにも対処方法がわからず、程度も軽いし仕事も今週は休めない。
ご飯も食べてるしわりと寝てるし帰宅時のイソジンも怠らない毎日ですので、思い当たるフシとしては、偏った食生活によるビタミン不足か、ストレス。

これからまさにストレスの震源地へと出向かんとする朝、コンビニで買ったC1000ビタミンレモンに希望を託した。
が、回復せず。けっきょくストレスじゃねーか。というかC1000ビタミンレモンすっぱくて普通にうまい。常飲したくなった。

モヤモヤうっすら気持ち悪いままになんとかがんばったが全然終わらず。今週中に終わらせたいのに。思うようにいかない。

帰宅後、昨日から読み始めた本の続き。めちゃくちゃ面白くて今日はまたページが一気に進んだ。あと2時間くらい夜更かししたら一気に最後まで行けそうな勢いだったが、明日に響くので(というかもうすでに明日ぜったい響くと思う)、途中で切り上げた。

桜が青空に映える、とても綺麗な表紙の恋愛小説。物語の中で、冬の時間が進んでいき、いよいよラストに向けて四月に近づいていってる。続きが気になりすぎる。

にしても本のカバーがマジで綺麗すぎて、これは絶対に電子書籍とかより紙で、本の形で手に入れるべきものだ。帯の紙も不思議な触り心地の特殊な紙だし、面白い。

なぜか電子書籍に対抗意識というか、コンプレックスみたいなものを感じている。電気工学を学びましたが、わりとアナログ派です。

けっきょくこんな時間。寝なければ。

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2017年3月29日(水)

ひたすらデスクワーク。キリがいい、ということにして早めに帰り、桜の表紙が綺麗な本を読みきった。

男女が登場して、題名が「やめるときも、すこやかなるときも」なんて、もはや、おめえら結婚する気まんまんじゃねーかという感じですが、窪美澄さんの小説はなかなかヘビーな過去を背負う登場人物が多かったりするので、気が抜けない。
生きづらさみたいなものを抱える人の描写がとても丁寧で、読後に自分の日々のモヤモヤも肯定してもらえるような気持ちになるので、すっかりファンになってしまった。

今作も、過去のトラウマから声が出なくなる時期が定期的にやってくる男性と、家計を支えるために自分のことを二の次にしてきた女性の、これまで生きてきた背景が共鳴して、惹かれあっていく過程がとてもよかった。

特に女性の方が、時々コミカルな言動や考えをするから、重くなりすぎず、面白かった。
「そう言って須藤さんは笑った。その笑顔がまた小憎らしいくらいさわやかだった。この馬鹿野郎めが。好きなのに、なぜそんな罵倒が浮かぶのか。」
という箇所がお気に入り。

冬に出会った2人が、惹かれあい、自分のことを知ってもらおうと、打ち明けあい、戸惑い、4月に向かっていく物語の構成なので、桜を待ちわびる少し寒いこの時期にピッタリな、タイムリーな作品だった。

年度末は仕事がバタバタ、体制も変わるから不安だが、なんやかんやでやっぱりなぜか、4月は楽しみ。

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2017年3月30日(木)

週一の定例会議は、いつもMさんの対岸の席を陣取り、話を聴くフリをしながらひたすらMさんを見ている。

1週間の中で自分が最も気色悪くなる時間であり、同時に最も楽しみにしているひとときだ。中盤あたりに見せる、めちゃくちゃ眠そうにトロンと溶けたようになる表情が見どころ。

そんな会議も、4月からの新体制に伴いなくなることになったので、今日があの特等席の最後だった。

そういえば心配していた組織改編の中身は、開発する製品の大きなグループ単位が変わる程度で、身の周りのお慕い申し上げる方々とは離れずにすんだので、結果オーライであった。勤務地もしばらくはそのまま。ホッ。

しかし安心してばかりもいられず、居室のデスクの引越し作業が生じ、気づいたらその雑務の担当を任されることになってしまって、ここ数週間めんどくさくてしょうがない毎日を送っている。みんな好き勝手ばかり言うので、全部にちゃんと対応しようとするのは無理じゃねーかとなり、イライラが止まらない。

だがまぁ、同時に実質的な座席表の決定権を握ることとなり、しれっとMさんの隣の超特等席をゲットしたのだった。

不満が出ないように、できるかぎり広く意見を取り入れ、みんなに平等な座席配置をしてくれる健気な若手社員くん。そうみせかけておいて、その実態は、自分のエゴを最優先するゆがんだモンスターなのであった。私の真の意図には、おそらく誰も気づいていないであろう…ククク…。 でもお互い様だよなあ!?自分勝手なことばかり言いやがって!!おれだって好き勝手やらせてもらうからなあ!! みんなエゴだらけ。エゴイスティックピープル。通称エゴピ。

業務の色んな不安が山積みだが、やるっきゃない!もうすぐ春ですしね!

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2017年3月31日(金)

年度末ということで部の飲み会。
何度やっても幹事は面倒くさい。ダルかったので適当に店選んだら、適当すぎたみたいで、街イチバンのハズレのお店に当たってしまった。飲み屋に詳しい部長に「評判悪すぎて逆に気になってたんだよ」と言われる始末。確かにオーダー呼んでも全然来ないし、コンロの火つかないし、料理最後まで来ずに席の時間過ぎるしで、しぬほどブーイングを食らった。

コースの終わりを待たずして二次会に移ろうと厨房の方に言いにいったら、店員さん全体的にキレ気味で雰囲気最悪で、人足らな過ぎて仕切る人もいなくて負の連鎖で地獄のような修羅場と化しているようだった。

こういう時自分は、会社の先輩たちみたいに店への文句が噴き出す前に、「もしこの店のバイトだったとしたら…」ということを想像して店員側に感情移入してしまうので、ひたすらツラくなった。ていうか普通に会社の人たちに文句タラタラ言われたのが単純にウザかっただけ。あーめんどくさ。

飲み屋に詳しい同期にレスキューを求め、安心安全なチェーン店を教えてもらって移動。そこでちゃんとした食べ物を二次会とは思えない量で頼み、安定したクオリティの飲み屋フードをたらふく食べた。こちらの店員さんが救いの女神かのごとく、丁寧でキメ細かい接客をしていただき、その場で二人もお誕生日さんがいたことを会話から嗅ぎ付け、「よかったらバースデーの対応もできますが…」とまで言っていただき、マイナスからの飛躍、という形で異様な盛り返しをみせた。あのチェーンへの御恩は一生忘れない。

ところで、「浮いた話のひとつやふたつないの?」みたいな問いかけ、マジで困る。しにたくなる。「オネエチャン連れ込むとかないの?w」みたいなの本当に気持ち悪い。結婚して家庭を支えるために粉骨砕身働く、ってのをゴールイメージに設定されても、共有できません。仕事で尊敬しそうになっていたオジサンがこういうこと普通に言うので、気が遠くなる。そのオジサンの下に女の子の新人入るらしいけど、どうするんだろう。男ばっかりのメーカーの開発現場で、放置していた何か大切なことの、ツケを払わされる時がきっといつか来ると思うんだけどなあ。

性別の役割分業とか、そういう古臭い凝り固まった価値観がはびこるこの職場に、本当の意味で多様性の大切さとか理解してもらえるんだろうか?そんな会社で、日々進化し続ける世の中をあっと驚かす新しいモノを作り出せるんだろうか?甚だ疑問である。

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2017年4月1日(土)

友達と花見の予定だったが、あいにくの小雨、厳しい寒さのため、宅飲みに変更。こんな時でもなけりゃ買えないと思い、デパ地下でローストビーフ関連の手土産を買って友人宅へ向かった。

東京駅から横浜方面への京浜東北線の途中で、ふと路線図を見ていたら駅名が5・7・5・7・7の短歌のリズムで連なっていることを発見した。

浜松町

田町 品川

大井町

大森 蒲田

川崎 鶴見

ね?すごくない?どうでもいい?

みんなで持ち寄った手土産に舌鼓を打ちつつ、飲酒。
最先端のゲーム機器が完備されたお宅で、まさかのVRまであったので、体験させてもらったが、本当に未来を感じた。双眼鏡のようなのぞき窓が一体化した軽いヘルメットみたいなものを頭に装着すると、のぞき窓の中には3Dの映像が浮かび上がり、仮想現実を体験できる、というもの。顔を右に向けると、右側の映像が映る。しかも3Dでしっかり奥行のある映像、高精細な映像なので、リアルだった。バイオハザードの体験版をやってみたが、めっちゃこわかった。ちなみにこれ、プレイしていない人にも、テレビモニターでゲーム画面を確認しながら、光る変な目隠しをした人がひたすらギャーギャー騒いでる様子を観察できるので、みんなでワイワイ楽しかった。

自分が小さい頃から、「機械が発達して豊かになった」みたいなことは言われていたけど、その発達度合いがここ数年で急速に勢いを増していて、どうなるんだ未来…という感じ。工学を学んでメーカーにいても、全体像がまったく掴めない世の中になってしまった。
これからは、技術だけじゃなく、倫理観とか法整備とかの背景もわかっていないとついていけなくなるんじゃないかなぁ。恐ろしい。

いや単に、VRがすごかった、面白かった、という1日だったんだけど、振り返ると、少し怖くなるんだよなあ…。

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2017年4月2日(日)

どうにもこうにも服が買いたくなり、新宿のルミネへ。
変な柄のシャツや、派手な色のTシャツなど。急いだわりには満足のいく収穫。
1軒目はあまり入ったことのない店でアタリの店員さんを引き当て、試着もちゃんとした上で納得しながら買い物ができてよかった。
2軒目はハッとするシャツに出会い一目ぼれして試着、いい感じだったのでもう買う気マンマンだったが、あまり好みではないカーディガンをすすめられて、店員さんに免じてしぶしぶ着てあげた。案の定気に入らなかったので「シャツだけ買います」って言ったら、若めの店員さんがあからさまに不機嫌になっちゃって、いや、なんで客が店員のご機嫌うかがわなアカンねん、という感じだった。

と、急いで買い物を済ませたかったのは、映画のチケットを買っていたから。 「ムーンライト」鑑賞。

黒人、イジメ、ドラッグ、同性愛と、濃い口の要素がてんこ盛りの映画だけど、そのわりには淡々とした進行で、映像も全体的に静かで、美しくて、よかった。
ヤクづけの母親を持つ、自信のない少年が出会う気持ちのいいオッサンがすごくよかった。海でそのオッサンが少年に泳ぎを教えながら、「自分の道は自分で決めろよ」と言うあたりのシーンが、きれいで印象に残った。そのオッサンはドラッグのディーラーで、少年の母親が自分の客だと発覚した時に、すごく哀しい表情になって、すごく苦しかった。

そして少年が成長して、自分が同級生の男の子に抱く感情が周りに及ぼす影響、というものに直面するところ。つらくなるんだけど、なんか忘れられない。

こういうふうにこの映画を自分がいいなあと思ったのは、やはりゲイという共通項によるものなんだろうか?
個人的には「共感しましたぁ~笑」というだけの感想が嫌い。登場人物の設定と、受け手との間に、共通項があろうがなかろうが、物語の力があると(話が面白いと)、引き込まれて、登場人物の感情が疑似体験できる、ってのが物語を楽しむ醍醐味だと思う。
もちろん、登場人物と共通項があればそれだけ理解が早く、シンクロ度合いが増すのは当たり前で、そこでより映画の中身がどうだったか味わうのが筋だって思う。これは完全に個人の意見。過激派。

まあ何が言いたいかというと、ストレートの人にも、他のどんな色んな人にも見てほしいなあって感じ。違う環境の人の生活や人生を想像するのって、すごく有意義だと思う。
はん!なんだかすごく偉そうなこと言ってる!

いや~、別に誰が何を観ようが勝手だね。

てか、単純に、美しい映画をほかの人と共有したいな~ってだけだな、たぶん。うんうん。

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日記170320~170326

2017年3月20日(月)

祝日の恩恵を受け、昼まで眠った。
何か映画か買い物か、出かけたかったのだけど、ボーッとしていたら夕方になったので、軽やかに断念。
申し訳程度に部屋の掃除をし、近所の喫茶店で茶をしばいた。

奥田亜希子さんの「五つ星をつけてよ」が面白い。ブログやインスタグラムのようなSNSを題材にしたものなど6つの話が入った短編集で、4編読んだところだけどどれもよい。特に表題作はネット上のクチコミの五つ星にまつわる話になるのだけど、結末が温かみのある着地で、すごく好みだった。

ネットの登場でコミュニケーションのあり方が急速に変化している世の中だけど、ネットツールが悪、という単純なものではなくて、要はいかに上手く付き合っていくかを考えることが大事、だと個人的には思う。
本作は決して直接的にネットどうこうを書いているわけではなくて、物語として、今の時代における人と人とのつながりを表現してあって、それがとても丁寧で、面白い。この作家さんの「ファミリー・レス」という家族にまつわる短編集もすごく面白かったので、目が離せない。

ということで、三連休が終わることを受け入れられない会社員でした。

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2017年3月21日(火)

「ゲイは変態」と面と向かって言われた。

別部署の人で、多分40代の男性、妙に話好きな人だった。2回目の打ち合わせを終え、前回同様長々と雑談が繰り広げられる中、なぜか多様性の話になり、
「まさか君、ゲイじゃないよね?笑」と唐突に聞いてきたので、曖昧に笑っていたら、
「いや〜、LGBTとかなんとかいってるけど、変態じゃない?差別とかじゃなくて、区別はした方がいいと思うんだよね笑」とかなんとか、そういうことを言い出した、気がする。よく覚えていない。

要は、会社が最近「多様性が大事」と急に言い出したことに対して、なんでもかんでも流行に乗って特別扱いすることはアホくさいからやめた方がいい、というようなことを言いたかったらしい。その後自分の娘の話になり
「今は女の子が強くて、なんでも決めちゃうのは女なんだって、君の世代でもそういうのあった?笑」とかすごく雑な関連トークを続けていたので、
「…自分のいた学校とかは、みんな個性が強くてそれぞれ好き勝手やっていた感じだったかもしれないですね〜笑」とヘラヘラ答えるのが精一杯だった。

なんとかその場をやり過ごしたが、とにかく混乱した。叫びたかった。でも会議室から戻る所は普段の居室くらいしかなくて、いったんトイレに行ったけど、ここで泣いたら居室に戻れなくなると思い、こらえ、そのまま仕事をしようとした。けど考えがまとまらず、作業が進まない。苦しい。でも、考えたら泣く。泣いたらおかしい、なるべく考えないように、作業に集中しようとすればするほど、気が散り、結局帰宅が遅くなった。

情けなくて、くやしかった。社会人になって、ブログを書いたり人と会ったり、自分なりに行動を起こして、がんばって自信をつけたつもりだったのに、いざという時に何も反論できなかった。

そして、こわかった。多分相手は差別的な発言をしたとはちっとも思っていない。身近にLGBTがいる可能性なんて、少しも頭にないのだと思う。悪気のない口調がとにかくこわかった。人の「当たり前」を変えるなんて、できない。

ヒソヒソ声にしてしゃべる姿が滑稽だった。1番言ってはいけない相手に直接しゃべってるんですよ、そう伝えればよかったと今になって思う。

全員から好かれるなんて無理だということは、理解しているつもりだった。けど心のどこかで、自分の厳しい判定基準で話のわかるヤツだと見極めた人は、必ず理解してくれるもんだと、過度に期待していた。

今回の人も、前回の雑談が面白くて、仲良くなれたと思っていた人だった。話せば通じる人だと。でも違った。彼にどういうふうに伝えればわかってもらえるか、まったく見当がつかない。人の「当たり前」を変えるなんて、できない。

そんな最悪の打ち合わせよりキツかったのは、居室に戻った時だった。普段一緒に仕事をする、同じグループの人たちを見た時、この人たちはどう思うだろうか?と考えてしまって、こわくてこわくてたまらなくなった。

2年かけて築けたと思っていた、自分の好意と、自分に向けてもらっているであろう好意の積み重ねが、もしかしたら一瞬でなくなってしまうかもしれない。そういうことを考えざるを得なかった。人の考え方を縛ることなんてできない。

いやだ。嫌われたくない。
そこらへんの人にどう思われようがかまわない。だけど、この人たちには、嫌われたくない。自分の好きな人たちだけでいいから、好かれたい。少人数でもいいから。そのために自分はがんばってきた。

でもそれって結局、誰からも嫌われたくないってことで、つまり無理ってことなのかもしれない。わからない。わからない。

帰り道、あまりひとけのないところを歩くのだけど、いったん気をゆるめてしまって涙が流れたら、止まらなくなった。本当にこわかった。傷つく言葉を言われた事実よりも、好きな人たちに嫌われる想像が止まらず、こわかった。
涙が出れば出るほど、自分が情けなくて、みじめで、くやしかった。こんな弱い人間、邪魔でしかない。そう思えて仕方がなかった。

自分の頭の中も「26歳の男は泣いてはいけない」とか「会社に必要とされる人間は強い者だけ」とか固定観念に支配されていて、それもたまらなくイヤだった。

ひととおり泣き終えて今思うことは、「自分の好みを受け入れること」「周りの信頼を築くこと」「常識にとらわれず自分の考えを信じること」など少しずつおし進めて、自信がつき始めていた所だったからこそ、こんなに激しく動揺したのではないか、ということ。
つまり逆説的に、少し自信がついていたことの証明だったということかもしれない。そんなことないかもしれない。もうどうでもいい。早く寝たほうがいい。おやすみなさい。

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2017年3月22日(水)

一晩寝たら落ち着いた。気がする。普通に会社に行く。

任された雑務がわりとめんどくさい方に転がり出してしまい、各方面に気をつかいまくりで疲れた。

一部の設計を担当した装置の出荷を祝ってなにやら儀式。なぜか機械に酒をチョロリとかけるのが恒例らしい。少しだけど自分の作ったモノがのっている製品が動くってのは、やはり感慨深い。

それにしても今日は出荷の準備のせいで駆けずりまわることになり、たいへん疲れた。寝る。

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2017年3月23日(木)

愛のままにわがままに、華麗に寝坊。
遅刻ではない最低限のラインには間に合ったが、自分のポリシーが守れず、朝から自己嫌悪を催した。

雑務の処理に悩む自分をみかねて、優しい先輩が論理的にアドバイスをしてくれたが、すでにひととおり考慮した内容だった上に余裕がなかったため、感情的に反論してしまった。大人げなかったと反省。

所属チームの人がみんな優しすぎて自分に激甘なので、最近はつい素でわがままに振舞ってしまう。うまく甘えられたなという手ごたえがある時と、度を越してやりすぎてしまったな・さすがに失礼だったなと反省する時があるので、気をつけたい。とはいえこの少人数チームの環境には本当に恵まれているなと再認識。

などとボヤボヤしていたら、どうやら4月後半ポルトガル出張に行くことになりそうらしい。まじか。初めてのお客さん先で、しかもめちゃくちゃクレーム満載な知らせが日々届いている所に乗り込むので、緊張する。ただ手練れの先輩2人に同行という形なので、いい具合にリードしてもらおう。とりあえずるるぶ買いに行くか。

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2017年3月24日(金)

ダイエットコーラが嫌いだ。

人工甘味料特有の後味の悪さ(ヌツァッとする感じ)が苦手で、結局そんなに美味しくないからだ。なんだか「カロリーを抑えつつも美味しいものを摂取したい」という、欲深い自分の底の浅さを見透かされてしまった気分になる。

今日はジンジャーエールダイエットコーラ的な位置付けの商品を間違って買ってしまったのだけど、しっかりダイエットコーラ的な後味の悪さがあり、コレジャナイ感がハンパなかった。

やはり体に悪いものを摂取してこその、あの刺激的な美味しさなんだから、正々堂々とノーマルのコーラ、ジンジャーエールを選んでいきたいと思う。「今さえ良ければそれでいい」という、ヤンキーみたいな刹那主義を貫いていきたい。

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2017年3月25日(土)

突き抜ける青空。近所のイオンモールの庭先では、いつにも増して大量のキッズ達が駆け回っており、若干ドレッシーな奥様たちと、スーツ姿のお父さん方もちらほら。なるほど、卒園式おわりにイオンでご飯、といったところか。これはいいハレの日だ。
叱るお母さんもおかまいなしに泣き叫んだり、道ばたに座り込んでストライキ決め込んだりと元気いっぱいで、「すくすく」という音が聞こえてきそうなくらいだった。

私はといえば町のパン屋さんで少し遅めの昼食を調達。カレーパンやウインナーのパンだけでは止められず、あんぱんやクリームパンなどの甘い系もここぞとばかりにトレーの上に乗せ、パン屋さんあるある「自分の胃袋の許容量を無視して大量に選びがち」が発動。
これがまたうっかり焼きたてだったりして、せっかくだしと一気に美味しくいただいて、しばらくしてから消化不良気味になり気持ち悪くなって、午後はひたすら豚のように寝込んだ。

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2017年3月26日(日)

先週に引き続き、読書会のイベントに参加。今回は著者ご本人登場回で、会場が沸き立った。カリスマの降臨である。
自分は大学院時代の鬱屈としていた時に、現実逃避として小説を読むことにハマっていったのだけど、一時期この方の恋愛小説を読み漁った時期があり、「世間の正解を気にしなくていいんだ」みたいに思えたことにとても救われたので、どうにもこうにもひたすらカリスマなのだった。

小説家の方はやっぱりトークがすでに面白い。魅力的な人柄がにじみ出ていた。色んな人に配慮の行き届いた考えをしているからだろうか。

今回の課題図書は、あまり馴染みのない50代のキャラが多く登場して最初読み終えた時は難しいと感じたが、2度読んだり読書会で意見を交わしたりすることで、理解が深まってよかった。
「世間のイメージする50代よりも、実際はもっと浮ついてる」ということが書かれてあって、それはつまり、「若さは美徳で、歳をとることはつまらなくなること」みたいな一般的な見方に縛られなくてもいいよという解放が示されてあって、すごくいいと思った。
「大人になったらもっと落ち着いてると思ったけど、そんなことなくて、まだまだ右往左往する余地があって面白いですよ」みたいなことを直接聴けてよかった。大人が楽しい、ということをしっかり提示してもらえるのは、何より希望だと思う。

好きな場面として、思いがけない人の提案による急な遠出で事態が好転する場面が面白かったと伝えたら、「突発的なことでしか人生観は変わらないですからね」とサラリとおっしゃっていたのがすごく印象に残った。

最後はちゃっかり思い入れのある古い文庫本にサインももらったりなんかして。ミーハーなもんですから。やっぱり紙派だな。電子書籍にはサインしてもらえないでしょ?満足。

思い切って行ってよかった。

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日記170313~170319

2017年3月13日(月)

社内の色々な実験室に散らばってしまった7個くらいの実験道具を探して、なかなか見つからないので雑談がてら先輩に相談。
「多分みんな使いっぱなしで片付けないから四方に散らばってるんですよ…困りますよね本当にもう…でもなんか、ドラゴンボールみたいですよね笑」
と渾身のユーモアを発動してみたが、
「え?」
と聞き返され、変な空気になってしまったので、そそくさとその場を立ち去り捜索に戻った。振り返ると自分でもよくわからないことを言っていたなと思い、恐ろしくなった。ユーモアは難しい。

とはいえ月曜はみんなわりと穏やかで、話しぶりも比較的まったりで、さらに自分担当だと思っていた作業の一部を別の方がやってくださることになったりと、ラッキー!という感じだった。
この流れで明日はバリバリ作業進めるぞ!
掴もうぜ、ドラゴンボール
(ちなみに探し物は一部みつかりませんでした。おれたちの冒険は続く)

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2017年3月14日(火)

トラブル対応で帰宅が遅くなり、至宝ドラマ「カルテット」だけをたよりにがんばってなんとか間に合ったと息を切らせながらテレビをつけると、性懲りも無く二週連続で野球中継がチンタラと延長していた。
だいたいワールドベースボールクラシックってなんだよ、ワールドクラシックベースボールじゃないの?ベースボール主体じゃないの?クラシックなの?キュートなの?セクシーなの?

肝心のカルテットは今週もやはり神回だった。
色々なんやかんやあって松たか子演じるマキさんが警察の任意同行に応じるシーンで、乗り込んだ車のラジオを止めてもらうようお願いし、「頭の中に、思い出したい音楽がたくさんあるんです」と言ったところにグッときた。

もしもの時に思い出したくなる音楽、たくさん用意しておきたいね。

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2017年3月15日(水)

職場の少人数飲み会。好きな人たちばかりなので、入社以来最高の飲み会となった。ちゃっかりMさんの横をキープ。
自分の中での飲み会の判別方法として、生魚食べられないことを一通りしっかりとイジってもらえるのはいい飲み会、というのがあって、今日はとてもいい「生魚食べられないトーク」を展開できた。
関西ローカルの番組の良さを先輩に力説したり、メニューのご当地デザートをプレゼンしてみんなに頼んでもらって結局文句言われたりするなどして、とてもよかった。

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2017年3月16日(木)

会社の人が会議とかで、「変な話、〜」という前置きを使うことが多くて、いちいち気に触る。

だってそういう前置き言う時に限って、全然変な話しないんだもん!たいていものすごく真面目な仕事の話が続くだけですからね。なんも面白くないですからね。

おそらくこの「変な話、」という前置きは、ちょっと小難しい内容を、突拍子もない意外性のある別の事柄に例えるなりして、あくまで「面白く」話を膨らませて場を和ませるための言葉だと思う。
が、多くのつまんないサラリーマンどもは「要するに、」程度の言い換えでしか使えていない。「変な話、」の後に、普通に詳細な説明が続くだけでは、言葉のチョイスが不適切だ。
日本語の乱れ、である。 「変な話、」の前置きで期待させるな!スベってんだよ!もっと変な話をしろー!息がつまるんだよ!

というわけでおれは絶対に生半可な覚悟では使わないようにしている。

おれが使う時は、
「今月の規定の残業時間オーバーしてるってことは、変な話、定時前でも今から表参道にパンケーキ食いに行ってもいいってことですよね??そうですよね???変な話、プラマイゼロにしなきゃですもんね!?!?変な話、そういうことですよね!?!?よっしゃー!!!ヤッフィーーーー!アバババババーー!お先に失礼しまーーーす!!!^_^」
と叫んでいきなり走り出す時、と、心にかたく、決めている。

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2017年3月17日(金)

年度末ということで、あとまわしにしていた色々な雑務の締め切りがジワジワと迫り始め、ひとまず今週中やるべきところまでは進められたかな、といった日。

とはいえ来週の自分のがんばりを頼みにしているので、まだまだ予断を許さない状況。

仕事で疲れた日は、コンビニで高いアイスを買ってもいいことにしています。最近はもはや毎日買っていることになります。アマゾンで、「カチカチのアイスにもスッと切り込めるスプーン」も買って、QOL(Quality Of Life:生活の質)が一気に向上しました。アルミニウムだかなんだか、熱伝導のよい金属素材を使ったスプーンは、より直接的に人肌の温度が伝わり、ハーゲンダッツのような乳脂肪分の高さによる鋼鉄の硬度にも太刀打ちできる、という優れもの。いい買い物をしました。

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2017年3月18日(土)

先週保護者同伴のもと訪れたゲイバーに、いよいよ1人で通うべく決意を固めた日。

とはいえシラフで行くのも緊張するので、高円寺でFに1時間だけ付き合ってもらい一杯ひっかけてから、新宿に向かった。
いや、正確には二杯でしたね。感覚を麻痺させてから本題に挑む、ってわりとドーピングな気もしますが、ある意味ではアルコールの正しい使い方な気もするので、これでよしとする。

2丁目には20時過ぎに着き、お店も20時スタートとのことで、店内は初見の店員さん1人だけ。
先週の経緯を話し、常連になりたいのでボトルを入れさせてください、と正直に伝え、和やかに受け入れていただく。
話しているうちに先週お目にかかっていたママや他の店員さん、そしておそらく常連さんらしき人もちらほら集まり始め、自然に話の輪に入れていただけた。
基本的にその場にいるみんなが共通のテーマを持っているわけだから、話に困るという場面が少ない、というのが大きかったかもしれない。これまた楽しく過ごすことができ、あっという間に3時間ほど滞在して、お店が混んできたタイミングで退散した。

今日は店員さんじゃない常連さん的な人ともしっかり話せたのでよかった。やはり週末より平日の方がさらに落ち着いた雰囲気とのことで、次はがんばって平日ねらってみようかな、と思う。

ボトルも入れたことだし、次はもう少し気負わずに来れるかもしれない。

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2017年3月19日(日)

予約していた読書会に参加しに、横浜へ向かった。
みなとみらいにある施設で、色々な習い事や催しが定期的に開かれるところがあるのだが、その中の読書会イベントに去年から何回か行っている。

課題図書となる小説を読んできた参加者が、その感想を2時間好きに語れる形式なのだが、プロの書評ライターさんが司会進行をしてくださるので、心置きなく意見が言え、新しい発見や面白い話がきけるのが、とてもよい。
さらになんと、2回セットの後編の回には著者本人が登場し、小説家と直接本の話ができるという画期的なイベントなので、多少値がはるチケット代もまったく気にならない、神イベントなのだ。
理系の職場とかで読書について語れる人ってあまりいないし(けっこう偏見笑)、なによりその場だけの、ゆきずりの関係の者同士(!)で好き勝手意見が言い合えるのが楽しかったりする。
今回も心置きなく語れ、面白い話が聞けて、すごくよかった。ホクホク。来週も楽しみ。

そんな激戦の興奮冷めやらぬままに、急いで東横線で渋谷に向かった。
仲良し同期関東支部のAとKと、肉を食べる会合。

この日はシュラスコと呼ばれるブラジルのグルメを堪能。デカイ鉄ぐしにひたすら連なった、大ぶりの肉の塊を各テーブルに店員さんが随時運んできてくれて、好きなだけスライスを提供してくれるスタイル。
目の前でジューシーな肉を豪快に切り分ける、その大迫力なパフォーマンスと、ワイルドで決して裏切らない肉のうまさが最高だった。ここぞとばかりに肉を切り分けてもらう友達との写真を撮っていたつもりだったが、無意識のうちに肉を切り分けるお兄さんのたくましい二の腕メインの写真を撮っていたことにあとで気づき、自分に軽く引いた。

テーブルには「YES, please!」「NO, Thank you.」が対になったカードが用意され意思表示できるのだが、「NO, Thank you.」でもなぜかおかまいなしに店員さんが笑顔で運んでくるので、永遠に肉を食べ続け、ひたすら満足だった。

腹一杯すぎてしばらく動けなさそうな状態だったのでロイヤルホストに流れ着いた。
マーケティングをせずにシェフの作りたいものを優先的にメニューに打ち出す強気な姿勢がすごい」と作家の朝井リョウさんが言っていて影響されて好きになったロイヤルホストの、その真骨頂でもある季節のパフェをちゃっかり堪能。やはり最高でした。苺のブリュレパフェとのこと。

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