あるゲイのサワライ マモル。

東京、会社員、ゲイ

10、絶滅ノ危機、裸眼ノ人

メガネの同僚が、初めてコンタクトレンズを買ったらしい。しかし今日も今日とて、メガネをかける彼。聞くと、レンズ装着があまりに難しく、しばらくはメガネのままでいいやとサジを投げてしまったようです。

中学生の頃からコンタクトを愛用しているサワライは、人生の先輩として、「最初は慣れるまで時間かかるけど、そういうもんだから、がんばりんさい!」だとか、「平常時に練習しとかないと、いざという時に困るよ!というかせっかく買ったのにもったいない!」だとか、ついつい説教をたれてしまいました。

そこへ、視力の良い同僚も話に加わり、「目が悪い人代表」としてヒートアップしてしまうサワライ。「メガネはもう小4くらいからかけてたかな~?いやホント裸眼うらやましいよ~。朝?目ざめた時?クリアな視界ってのが、もう二度とおがめないからさこっちは~。いやもうコンタクトつけたまま寝ちゃった日なんかさ☆◎a24■△~」と、自分の悲劇をたっぷり語り出してしまいました。ウザいったらありゃしない。

なんなんでしょうね、視力が悪いってデメリットでしかないのに、どこか自慢げに語ってしまうんですよね、昔から。思えばゲームボーイのやりすぎで一気に目が悪くなった小4の時から、クラスで初めて一人だけメガネをかけるようになったあの日から、自分が何か、神にでも選ばれたかのような、そんな甘い勘違いをして、今も引きずっているんでしょうね。ゲームやりすぎただけなのに。

というか今や、メガネ・コンタクトでなんらかの視力矯正をしてる人の方が多い世の中ですから、選ばれし者でもなんでもありません。自分の視力の悪さをきちんと受け止めて、つつましく生きていかねばならないな、と決意を新たにするサワライでした。

あー、てか今日コンタクト15時間はつけっぱだわ~。用法用量まもって正しく使わなきゃなのに、ダメだわ~おれ。。。まじつらいわ~