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あるゲイのサワライ マモル。

社会人2年目、慣れない東京

61、オブラートに包まれたなら

お正月特番でやっていた、「ご本、出しときますね?」という番組が面白かった。

 

www.bs-j.co.jp


去年BSでレギュラー放送していて、毎週かかさず録画して観ていた熱心な視聴者なんですが、1クールで終わってしまって残念だったんですよね。
そこからのこの特番だったので、そりゃ録画するっつーもんです。

読書芸人としても知られるオードリーの若林さんがMCとなり、毎回小説家をゲストに呼んで、あまり知られていない作家の生態に迫るトーク番組なんですが、まあ~面白かった。


作家さんの豊かな語彙力によって編み出される斬新な言葉づかいから、日常のモヤモヤのヒントがみつかったり、お腹が痛くなるくらい笑ったりする。

小説って、説得力を持たせるために人間のあるあるが詰め込まれていると思うんですが、人間あるあるを駆使する作家さんはみんな、ツッコミ目線が備わっているような気がします。

ボケとツッコミの役割の話というよりかは、人間の行動の笑いのポイントがわかっているというか。見逃してしまいそうな些細な事も上手にすくって言葉にしてくれるというか。

それでいて、作家さんと交流のある若林さんがお茶目なエピソードを知っていたりするので「作家さんって頭いい人ばっかだと思ってたけど、意外とバカなんだね笑」とかいう話も聞けちゃったりして、それもまたfunnyというよりinteresting、みたいな!?cleverな笑い、というか!?(uza)

 

今回のお正月スペシャルも、面白トーク満載だったんです!
そしてその中で1か所、どうしても「オレも話に加わらせてくれー!」という場面がありました。

蹴りたい背中」で芥川賞を授賞された綿矢りささんが、気になった去年の流行語としてPPAPを挙げて、

「PPAPは、(突き刺して合体という)性的なニュアンスが感じられるから流行ったという誰かの話を聞いて、何かネーミングとかの参考にしたいと思った笑」

というようなお話をされていて、若林さんがためらいながら、

「でもちょっと違うかもしれないけど、家電のデザインでも感じる時ありますもんね!?USBメモリ差し込んでる時とか、それ意識して作られてるんじゃないかって…。」
と発言されて、

「そこまでいくと発想が中学生ですよ笑」とたしなめられていました笑

 

番組のトークはそこでオチがついて次の話題にさっと移っていったのですが、サワライはここを少し掘り下げたい!なぜならメーカーで電気的な接続とかを設計・開発しているから!

電気部品を接続する箇所ってコネクタとか呼びますけど、色んな種類から選定して、使用する部品ごとに適したコネクタを考えることも重要な設計作業なわけです。

巨大な装置ともなればめちゃくちゃ部品が多くて、そいつらを適切につなぐケーブルを作ることは基本的だけど、とても大切な作業。新人サワライはこの2年がんばって取り組んできました。その間ず~っとモヤモヤしてきたことがあります。

 

コネクタは絶対に「凸」と「凹」で1セットになっているんです。
差し込む側と、迎え入れる側。

これをエンジニアは「オス」と「メス」って呼ぶんですよ!!!

 

えーーーー、露骨!!!!!!

突起物と、穴のものが、ペアだからって、確かにわかりやすいけども…。

 

くれぐれも言っておきたいのですが、周りの先輩エンジニアの方々は、まじで平然と記号として「オス」「メス」と言い分けている感じで、ニヤけながら言ったりとかはしないんです。


初めて教わる時も、何事もないかのように、あ、というかわざわざ教えてもらったりすらしてないかも。
「そこのメスのコネクタとって」って言われたから、あ、はいこっちですねってなった気がする。
でもその数秒後意味をちゃんと考えて、あれ今すごいことサラっと言わなかった?性器連想させたよね今?みたいな、時間差で、ジワジワ来ました。
それ以来、周りがあまりにも平然としてるもんだから聞くに聞けなくて、話題にもしづらくて、もうすぐメーカー勤め2年が経とうとしていますが、ずっとモヤモヤしてるんですよね…。
オスのコネクタ、メスのコネクタ、別に普通に言えるし照れたり口ごもったりはしませんが…。その都度、頭の中で性器を経由している、未熟者でございます…。


なにぶんウブなもんですから…。

 

いやでもこれ、こんなにもシンプルに本質をついた呼び名もないですよね。
その通りだもん。

そして、物理的になにか2つの物をがっちり結合させるためには、凸と凹ではめ込む以外ないもんね。ただの合理的な話ですよね。深い意味は、本当にまったくない、はず。

 

あ、ちなみになんですが、電気的設計の観点からいうと、電気を供給する電源側のコネクタはメスにして、つなぎたい部品から電源に続くコネクタの方を、金属の突起が出ているオスにするという基本ルールがあります。
電源側で金属の突起がとび出ていると、間違って感電とか、ショートさせちゃうと危ないですからね。
電源コンセント(壁側)とプラグしかり、パソコンのポートとUSBメモリしかり。
おばあちゃんの知恵袋。


この点においては、生物的なオスとメスとは役割が逆、みたいなイメージgげふんげふん!!いやだから下ネタ苦手なんだってば!!!清純派なんだから!!!!言わすなよ!!!!

 

なんか他にいい呼び名ないかね…。「ツッパリ」と「控えめ」、とか…。いやなんか全然違うな…。

他にもね、カタカナで呼び分ける呼称とか見かけたこともありますけどね、基本現場で呼ぶときはね、オスとメスはわかりやすいからね…。短いからね…。絶対間違えないしね…。設計ミス防止はめっちゃ大事だからね…。しょうがないよね…。

 

この先もたぶんサワライは、このなんともいえない照れを抱えながらずっと仕事していくんだと思います…。
つーかみんな絶対頭の中で性器経由してる!!
そうだろこのムッツリスケベどもが!!!!

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