あるゲイのサワライ マモル。

東京、会社員、ゲイ

56、お気持ちを表明する人

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
電車で見た「ジョリーさんが離婚申し立て」という1行ニュース、盛者必衰の理をあらわす。


あのブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーだって離婚するこのご時世。
永遠に確かなものなんて何もないですよ、そんなもん。
諸行無常ですよ、そんなもん。

てゆーか「ジョリーさんが離婚申し立て」という字面、面白すぎだろ。
ジョリーさんって誰やねん、と全米が総ツッコミしたとかそうでないとか。

そもそも誰も呼んだことないでしょ、ジョリーさんなんて。伝わりづらくなっちゃってるよ。
見出しの字数制限的にアンジェリーナ・ジョリーは長すぎる、ということはわかるけど、アンジーとかでよかったでしょ。ワイドショー感が出ちゃうと、チープな雰囲気でイヤだから?しっかりしたニュースであるとアピールするための苗字+さん付け?だとしたら完全裏目に出てる。ジョリーさんはマヌケな感じがする。
まあ写真も一緒に表示されてたし、話題になってるからすぐに理解できたけどさ。別にいいけどもさ。

やっぱり、アンジェリーナ・ジョリー、とフルネームでの表記が一番気持ちいいよね。
さすがは声に出して読みたい女優の名前・第2位。
1位はもちろん、ミラ・ジョボヴィッチ。

 

そんなわけで、時の流れに圧倒されている。
もう、9月終わっちゃいそうなのか?ついこないだまで暑い暑い言ってたのに。
なに急激に冷え込んでんだよ。なに急激に季節移り変わってんだよ。


会社員2年目も半分過ぎる?こんなに何も成長してないのに?
2016年が4分の3過ぎ去ろうとしている?彼氏が出来そうもないのに?
年末にはSMAPが解散してしまう?「もともと特別なオンリーワン」という最強な言い訳の恩恵を受けまくって、競争社会から逃げてきたというのに?これからは何を信じて生きていけばいい?


(エンタメ的に)社会情勢が混迷を極める中、一般ピーポーなサワライはなすすべもなく、ただ、あーでもないこーでもないと適当で無責任なことを言って、流れに身を任せて漠然と生きていくだけです。
とにかくエンターテイメントを消費したい。
観たい映画がいっぱいです。
「怒り」は完全に観たい。観たさしかない。友達と観に行く約束してるけど気を抜いたらその前に1人で無意識のうちに観に行ってしまいそう。自分が怖い。それくらい観たい。インターネットでの評判の良さが、観たい気持ちに拍車をかける。俳優陣の演技がものすごいことになっているらしい。ていうか妻夫木くんのエロさがすごいことになっているらしい。ていうかもう妻夫木くんを観に行きたいだけかもしれない。いやでも自分、原作の小説読んでるんで。決してそんなミーハーな感じでは…。いや、もうものすごい妻夫木くんの濡れ場が気になるのはまぎれもない事実です。いやでも実際ストーリーめちゃくちゃズーンと来る骨太な感じで、打ちのめされたいんですよ。気合い入れて観に行かなくては。

10月になったら始まる、既婚者こと福山雅治二階堂ふみさんがでこぼこコンビ的な感じの「スクープ」も気になる。
原作小説に打ちのめされた就活ホラー「何者」も完全に観に行く。こちらも二階堂ふみさんがいい役どころだから要チェック。

 

小説が原作の映画って、なんだか賛否両論みたいですね。
小説という形態でしか表現できないことを映像にする意味があるのか、とか。
原作の良さがなくってしまった、とか。
小説版は小説でいい味があるし、俳優さんが人物として動いて映像として膨らむ世界も好きだし、音楽とか、色々無限の可能性もあるしで、俗っぽいサワライはジャンジャン映像化してしまええええって思います。供給していただければ、バンバン消費します!ってなもんです。面白ければ、なんでもオッケー!そのあとは、観る人の選択の自由だしね。


はあ消費活動がしたい。買い物したい。金がいる。働かねば。
でも休日は、休まねば。

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