あるゲイのサワライ マモル。

社会人3年目、あてどなく東京

54、チャイナドレスをきみに

築地市場の移転先に広がる地下空間での汚染問題へと世間の関心が集まる中、サワライは三連休にうつつを抜かして、横浜の中華街へ出かけてきました。

中華街には、それはもう数えきれないほどの中華料理屋がひしめきあっていて、そのどれもが尋常ではない量の中華料理を生み出し、そして限りない連休の人並みが押し寄せ、消費していくのでした。


大学時代の友人で集まったサワライたち一行もご多分に漏れず、おいしい点心に舌鼓を打って打って打ちまくりました。どうやらショウロンポウみたいな蒸篭で蒸されたお料理ちゃん達と一緒に、香り高い中国茶を楽しむことを指して、飲茶(ヤムチャ)って呼ぶみたいです。中華料理屋の待ち時間で必死にWikipediaで学ぶ。人間、死ぬまで勉強です。

ってなわけで、キンモクセイのいい匂いのする中国茶を頼み、ショウロンポウからあふれ出す肉汁の余韻とお茶とのコラボレーション、といったようなものに、新鮮な心地よさを見出したりしました。
キンモクセイの香りって、時々どぎついトイレの芳香剤を思い出したりする時もあるから、面白いよね~」なんてうっかり言ってしまって、「最低」「台無し」とすっかりひんしゅくを買ったサワライなんかおかまいなしに、次々と運ばれてくる春巻き、チマキ、ワンタンスープ。

今回は6人で食事したのですが、やっぱりこういう中華はワイワイガヤガヤ、おしゃべりしながら大量に食い散らかしていくのが醍醐味ですよね。
プリップリのエビあんが、透き通ったうすい皮につつまれ、真空パックのように中身の詰まったエビ蒸し餃子が個人的なハイライト。
あ、あとコーンスープ!みなさん知ってますか?中華料理のコーンスープのすごさを。コーンポタージュのようなドロッとした黄色い液体ではないんです。とろみのついた中華出汁をベースに、溶き卵が縦横無尽にかけめぐって、宝石のようなトウモロコシの粒が無限に散りばめられた、中華のコーンスープ。めちゃくちゃうまいんです。たいていが大きな椀で頼むようなメニューになっていて、みんなであの幸せの液体を分かち合って、スプーンではなくレンゲでたっぷりとほおばるのがいいんですよ。オススメです。


そうして杏仁、マンゴー、中華風蒸しパンを頼んで、オーダーSTOPです!!とゴチになりますごっこを経て、お腹がいっぱいに満たされたご一行は、山下公園の方へ歩き、大さん橋へとたどり着きました。
桟橋といっても、ボートが泊まるようなかわいい桟橋ではなく、横浜の大さん橋は豪華客船が停泊するようなとてつもない大きさの、ちょっとしたイベント施設でした。木の板を組み合わせたデッキといった感じの床が、なにかしらの競技場ほどの広さで続き、ところどころ芝生も散りばめられ、とてもよいお散歩スポットでした。
ちょうどドデカい豪華客船が停泊していて、歩いても歩いても船の反り立つ壁面しか見えず、圧倒されっぱなしでした。船、っていうか建築物、って感じでした。チラ見えする客室やバーラウンジ、レストランに船上プールから想像される優雅な船旅に思いを馳せ、豆粒のように小さく見える西洋人のお客さんに「このセレブ野郎が!」なんて悪態をついていたら、船体の前方に書いてあった船の名前が「Celebrity Millennium」で、もうなんというか、ぐうの音も出ませんでした。無条件降伏。


圧倒的セレブからの敗北感に打ちひしがれ、帰りの駅へと向かおうと再び中華街に戻ると、露店でゴマ団子や、肉まんなんかが庶民価格で売りさばかれているではありませんか。キャッホウ!あんまりお腹空いてないままだけど食べるぜ!ってなもんで食べ歩き。とても一日では網羅できない種類があったから、また行かねばなりません。

横浜の街は、やっぱりオシャレでおいしい。よい休日でした。

 

※なんも中華っぽい写真撮ってないので、まったく関係ない夏っぽい写真を載せとく

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